ピジョンミルク
夏休みに遊びに行ったときに見つけたのだけれど
実家のらかんまきの枝にキジバトが巣を作りました。
毎日雄と雌が交代で巣を守っていて
時々巣がカラになっているな、と望遠鏡で見てみたら
白っぽい産まれたての雛が見えました。
子育てを放棄してしまったのかと心配していたら
時々親鳥が戻ってきて餌をあげていました。
それからの雛の成長の早いこと。
あっという間に巣立ってしまったそうです。
雛を見つけてから2週間ぐらいでしょうか。
天敵から身を守らなければいけない小さな生き物は
早く成長しなければ生きていけないのでしょうね。
それでキジバトのことをネットでちょっと調べてみたら
ピジョンミルクという分泌物で雛を育てるとのこと。
知りませんでした。
消化器の途中にあるそ嚢というところで分泌されて
それを吐き出して雛に与えるそうです。
驚きなのは子育て中は雄からも分泌されるとのこと。
人間もお父さんからも母乳が出たら便利なのに。(笑)
「皇帝ペンギン」を観たときも思ったのだけれど
野生の動物の本能って不思議ですね。
生き抜くためにうまくできているなぁと。